
無駄遣いしてる感覚はないんだけど、なぜかお金が貯まらないーー
働いているときから漠然と感じていました。
カードの引き落し額を見ては毎月思う「何にこんなに使ったっけ?」
自分で使ったはずなのに記憶にないお金の使い方。
これではお金が溜まるはずがない!
家計簿をつけ、現状を知らなければ!
そこから私は買い物のレシートを捨てずに持ち帰りノートに記帳。
見返すことで自分が何にお金を使っているのか把握することができました。
無駄ではないと思っていたものーーたしかに無駄とまではいかない…
けれど…必要でもない?
ということに気づいたのです。
把握はできました、私の分は。
でも家計は私だけが支出しているわけじゃない。
そう、夫の支出も把握しなければいけないのです。
でも、どうやって!?
レシートすべてを持ち帰ってもらう?
カード利用明細を見せてもらう?
マネーフォワードMEで家計を“見える化”
そこで導入したのが、家計簿アプリ「マネーフォワードME」。
銀行口座やクレジットカードを連携するだけで、自動的に入出金をまとめてくれる優れものです。
これを夫婦で同じIDとパスワードを使用することで共有すれば、それぞれのパソコンやスマホで支出管理ができてしまうのです!
現実を“数字”で見た衝撃
実際に1か月の支出を集計してみると、想像以上にお金が出ていることが分かりました。
- 仕事で行った海外での食事(円安で高い!)
- 仕事帰りに寄ってしまうユニクロ(服が好きで、仕事の疲れ、ストレスを紛らわせていた!)
- 深夜の仕事帰りに寄ってしまう飲食店(日本の食べ物が染みる泣)
- スーパーで食料品以外に買うお菓子、ビール(常にストック!)
- コンビニの菓子パン、ペットボトル飲料(夫の毎日の習慣)
- 家族との外食(週1)など
一つひとつは大きくなくても、積み重ねると月十数万円に!
そして、夫の収入だけでは家計が赤字になっている現実にも気づきました。
目をそらしたくなる数字でしたが、もう逃げている場合じゃない。
夫婦で共有することの意味
これまで家計のことは、お互いの給料の中でやりくりするスタンス。
当時持ち家をペアローンで購入していたのでそれぞれの収入から住宅ローンを支払い、その他私は食費、日用品、教育費、夫は水道光熱費、通信費、旅行など特別費を支払い、残りはいくら貯蓄するなど決めていませんでした。
マネーフォワードMEで数字を見るようになってから、お互いにお金の使い方に対する意識が変わりました。
上記のような生活に必要ではない支出に関して、買おうかなと思ったときに「これは必要?」と自分に問いかけるようになったことで、少しづつですが個人の消費が減っていったのです。
それでも我が家の家計という名のバケツに空いた大きな穴は塞がれるはずもなく、これは大きな見直しをしなければいけないぞという思いが私の中でくすぶるようになりました。
まとめ:家計改善の第一歩は“収支を知る”ことから
節約も、貯金も、投資も、その前にやるべきことは「知る」こと。
そして収入の範囲内で暮らすこと。
そんな当たり前のことが難しい…
人はあれば使ってしまうから。
現実を直視するのは勇気がいりますが、そこを見ずして改善は始まりません。
マネーフォワードMEを使って、月いくら収入があり、何にどれだけ出ていくのかを知る。
それだけで、家計の見直しはぐっと前に進みます。
次回は、見えてきた数字をもとに、
どのように支出を減らしていったのかをお話しします。


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