【固定費の節約①クレジットカード・銀行口座を整理する】

家計管理・節約

 

固定費の見直しシリーズ第1弾は、銀行口座とクレジットカードの整理です。

「固定費の見直しと関係ある?」思った方もいらっしゃると思います。私もそう思っていました。「いつか解約しよう…」と思いながら、何年も放置していた使っていない口座。正直、困っていなければ後回しになりがちですよね。

でも、固定費を見直す前に環境を整えておくことの効果は絶大です!いざ整理をしてみると、マネーフォワードの登録もスムーズにでき、お金の流れもスッキリして家計管理がぐっとラクになりました。

まずは使っていない銀行口座から

最初に手をつけたのは、もう何年も使っていなかったみずほ銀行と、住宅ローン返済で使っていたauじぶん銀行の2つ。

引っ越しや生活スタイルの変化で使わなくなっていたのですが、「解約も面倒だし…」と放置していたのです。

店舗での解約は「予約制」に注意

まずは近所に支店のあったみずほ銀行へ。
キャッシュカードと印鑑だけ持って行ったのですが、受付で「事前にネット予約が必要」と言われ、この日はあえなく断念。

帰宅後すぐにネットで予約し、数日後に再度来店。
数年使っていなかったため通帳も紛失、暗証番号も忘れており、再設定などもあって1時間ほどかかりましたが、無事に解約を完了しました。

ネット銀行の解約はあっけないほど簡単

続いて、住宅ローン返済で使っていたauじぶん銀行。こちらはネット銀行なので店舗はなく、電話をかけると5分ほどで解約完了。

手間のかかる手続きもなく、本当にあっけなかったです。

放置口座のデメリット

  • 不正利用のリスク
  • 口座維持・通帳発行手数料がかかる場合がある
  • 10年以上放置で「休眠口座」扱い(社会貢献等に活用される)
  • 死後、家族が手続きをする際に大きな負担になる

実際に、夫の親族が急死した際の口座整理を夫が担当したことがあり、本当に大変だったそうです。
自分が元気なうちに整理しておくのは、残される家族への思いやりでもありますね。

残した銀行口座は3つに絞る

結果的に、現在残しているのは以下の3つに。

  • メイン口座:楽天銀行
  • 貯蓄用:住信SBI銀行
  • 学校関連支払い用:ゆうちょ銀行
  • 前職給与口座用:三井住友銀行(退職後2年間保有しなければならない。2年経過後解約予定。)

これで管理もシンプルに。どこから何が引き落とされているかが一目で分かるようになりました。

クレジットカードも整理して集約

次に見直したのはクレジットカード。

当時の私は、楽天カード・ウェルシアカード・三井住友oliveカードの3枚を持っていました。

  • 楽天カード:メイン利用
  • ウェルシアカード:ポイント目的(ウェル活用)
  • 三井住友olive:三井住友銀行と一体化のため保持。三井住友銀行口座とともに解約予定。

ウェルシアカードはポイントを使い切って解約。これで楽天カード1枚に集約しました。

クレジットカードを1枚にした安心感

クレジットカードを1枚にするのは正直、最初は不安でした。
「もしこのカードが使えなくなったらどうしよう?」と。

でも実際に1年経ってみると、そんな場面は一度もありませんでした。
むしろ「このカード以外からは引き落とされない」という安心感が強くなり、お金の流れが完全に見える化できました。

ちなみに楽天銀行のキャッシュカードにもクレジット機能がついているため、万が一のときも代替が可能です。

ポイント目的で作ったカードは要注意

かつて私も、ポイントキャンペーンに惹かれてカードを増やしてしまったことがあります。
でも、特定の店舗専用カードは利用範囲が限られ、結局は管理の手間ばかり増える結果に。

特に「永年無料」という言葉。実は「永久無料」とは違い、将来的に有料化される可能性もあるとのこと。
知らないうちに年会費が発生していた…なんてことにならないよう注意が必要です。

夫も絶賛整理中

夫も今まさに整理の真っ最中。

夫はキャンペーンやポイントアップに弱く、
楽天・Amazon・イオン・家電量販店…と、サイトごとにカードを保有。

加えて、nanaco・FamiPay・auPay・楽天Payなど電子マネーも多数。
銀行口座も三菱UFJ銀行、三井住友銀行、auじぶん銀行と複数あり、家計簿アプリで見ると項目が多すぎて見るのも大変な状態でした。

今は楽天銀行と住信SBI銀行に集約すべく順次解約、移行中。
これが完了すれば、マネーフォワードMEの画面もすっきりしてお金の流れが一目瞭然になりそうです。

解約をきっかけに家計全体の見直しへ

今回の整理で改めて感じたのは、「お金の流れをシンプルにする大切さ」

これまで、住宅ローンはそれぞれのauじぶん銀行、学費は私のゆうちょ銀行、通信費や光熱費は夫のau Payカード…と、支払い元がバラバラでした。
自分たちでも何がどこから引き落としされるのか把握できておらず、口座解約後、引き落としエラーの通知が来て気づいたことも。

また今回の固定費見直しで夫のNHK受信料二重払いが発覚!なんと20年以上支払っていたのです泣。(問い合わせて後日無事に返金されました。)これ以外にも重複した保証内容の保険に加入していたりしたことから、引っ越しを機に契約していた固定費をすべて洗い直し、必要なものを厳選して、私名義で一本化することにしたのです。

まとめ:お金の流れをシンプルにすることが家計改善の第一歩

銀行口座もクレジットカードも、「なんとなく残している」ものを整理するだけで、家計管理はぐっとラクになります。

使っていない銀行口座・クレジットカードは解約する。
これが、固定費見直しの第一歩です。

次回は、見直し第2弾として「サブスクの整理」についてお話しします。

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